阪神助っ人外国人!
偉大なる外国人選手ランディーバース。
3冠王に輝き、外国人で3冠王に輝いたのは、
ブーマーと、バースだけです。
豪快なアーチが非常に魅力的な選手で、
甲子園球場は左バッターに不利な浜風が流れていますが、
バースの打球は浜風に関係なく、スタンドインします。
また当時は、ラッキーゾーンがありましたが、
そんなもの、バースには関係ないゾーンでした。
パワースラッガーでしたが、
アベレージも残せる、非常にクレバーな選手でした。
そして、現在活躍中のマートン。
マートンはバースと違い、典型的なアベレージヒッター。
来日1年目は、常にメモを取り、相手投手を独自に研究し、
次の対戦では同じ凡打を繰り返さない、超優良外国人選手です。
マートンはスランプの年もありましたが、
見事にその年も乗り切りました。
投手ではウィリアムス。久保田・藤川と、
”JFK” と呼ばれる一角を担いました。
やや横手から投げる、150キロ近いストレートと、
左打者に対してストライクゾーンから急に消える、魔球スライダー。
この魔球スライダーで、左打者を翻弄してきました。
ストレートとスライダーの腕の振りが同じの為、
打者はど真ん中にストレートが来たと思い、バットを振りますが、
それが魔球スライダーであれば、ストライクゾーンからボールゾーンに消えます。
そして、今年(2014年)新加入したゴメス。
オープン戦では思ったような結果が出ず、
阪神ファンをやきもきさせましたが、
いざ開幕すると、チャンスに強く打点をしっかり稼ぐなど、
4番打者としての仕事を、しっかりとこなしています。
また、同じく新加入した、オ・スンファン。
守護神を任され未だ(4/5時点)失点はしていません。
ストレートは常時150キロを超え、打者に取っては非常に厄介なボールです。
しかも、投球内容の8割がストレートです。
あとの2割は、遊び程度にスライダーやフォークを投げます。
それがタイミングを外す球となり、打者は非常に的を絞り辛いです。